今回のじーものもじ知識は
「門司みなと祭」
じいちゃん
今週は『門司みなと祭』だね♪
子供の頃じいちゃんも遊びに行った?
そうじゃな~
あまり記憶はないが行ってたらしいのぉ。
覚えてないの?
わしの子供の頃は、
戦争などの影響で一時中止になっておったんじゃよ。
そっか~
でもそんな昔から『みなと祭』ってあってたんだね。
はじめて開催されたのは、
1934年(昭和9年)じゃったかのぉ。
じーもも名前は知っておると思うが、
当時門司商工会議所会頭だった出光佐三氏(出光興産の創業者)の音頭によって、
『第1回門司みなと祭』が開催されたんじゃよ。
その頃の『みなと祭』ってどんな感じだったの?
基本的には船関係の出し物が多かったらしいが、
芸者も沢山出演して、
在郷軍人の軍旗祭や和布刈神社の玉替え行事も行われて
5月1日からの3日間は、
門司港を祭り気分で埋め尽くすほどの賑わいだったそうじゃ。
そうなんだね~。
それでいつまで続いていたの?
1936年(昭和11年)までの3年間じゃな。
残念ながら、
1937年(昭和12年)の日華事変勃発の影響で自粛して中止になって、
その後も戦争で祭りどころではなくなってしまったのじゃ。
そうだったんだね。
あれ?
でもいつ再開したの?
再開したのは1947年(昭和22年)じゃよ。
当時の門司市長(中野真吾氏)が、
市民の呼びかけに答える形で再開する事が決まったのじゃ。
中止になってからだと、
だいたい10年後ぐらいだね。
そうじゃな。
1949年(昭和24年)には、
門司港航行の安全宣言が行われて、
その頃から町中心の祭りに変わっていったんじゃ。
そうなんだね。
そういえば、
日本3大みなと祭り(門司・横浜・神戸)といわれ始めたのは、
確かこの頃からじゃったなぁ。
そっかぁ~。
そんなに伝統のあるお祭りだったんだね。
そうじゃよ。
今では門司港レトロのイベントと勘違いしている人もいるようじゃが、
長い歴史を経て、
今の『門司みなと祭』に繋がっているんじゃ。
そうなんだね。
そんな歴史を知ると、
『みなと祭』がさらに楽しみになったよ。
じゃあ「じーも」は今年も、
じいちゃんと一緒に『みなと祭』に行ってくれるのかな。
うん。
だってじいちゃんと一緒だと、
出店で色々なもの買ってもらえるもん♪
それが狙いじゃったか・・・
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